
われるが物価が高い(11.8%)とか、子供の遊び場(9.1%)、子供の施設(6.4%)、医療施設(8.2%)などのインフラヘの不満と、親族との人間関係(7.3%)に悩む人が少なくない。 (4)Uターンに対する配偶者の意見 Uターンにあたって配偶者の意見が重要な意味を持つ、図表1-20のように配偶者の出身地が現在の居住地(地元出身)か、現在の居住地以外(地元以外の出身)かによって、Uターンに対する賛成の度合いがかなり異なっていることが理解できよう。 つまり、配偶者が地元出身の場合はUターンを検討した際に賛成が68.0%も占め、やや賛成を含めれば80.0%にも達する。そして、現実にUターンしてからの感想も良かったが60.0%、ある程度良かったが24.0%とかなり高い評価を得ている。これに対して、配偶者の出身地が地元以外の場合にはUターンを検討している際に賛成が14.8%、やや賛成が37.0%と51.8%が賛成側であるのに対して、反対が25.9%、やや反対が11.1%と37.0%が反対側に回る厳しい状況にある。そして、Uターンをしてからの感想は良かったが22.2%と少し増加し、ある程度良かったが11.1%と減少し、良かった層は33.3%と3分の1に過ぎない。一方、不満があるは11.1%と少なくなっているが、やや不満があるが29.6%と合せて40.7%は不満を表明している。しかし、中立の意見は25.9%に増加している。 
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